人は生きていく中でたくさんの節目があります。誕生、入学、進学、卒業、就職、結婚、出産などなど。日本人はその節目節目に大切な人にギフトを贈るという、すてきな風習があります。そしてそのお返しにギフトを贈る。

そうして大切な人との絆を確認し合い、深めていっているのです。ギフトは、大切な人であればあるほど、どんな物を贈るのか悩むものです。それは大切なその人に喜んでもらいたいから。わたしも友達や家族に贈り物をするときには本当に悩みます。

せっかくだから喜んで使ってもらえるものがいいし、でも気に入らなかったら残念だからやっぱりお菓子とかが無難かな、とか色々と考えてしまって、ギフトショップや雑貨屋さんに何時間も居座ってしまいます。そして、これでいいのか分からないまま購入してしまっています。でもわたしも結婚するとき、仲間や親族からたくさん贈り物をいただきましたが、結局うれしいのはその人の気持ちなんだな、と感じました。素敵なお揃いのカップや、リラックスグッズ、日用品や小さなクリップにいたるまで、たくさんの物をいただきました。

でもカード一つであっても、大切な人からの心のこもった贈り物はどれもわたしたちの宝物になっています。その一つ一つに、その贈り物を一生懸命考えて選んでくれた仲間の気持ちがこもっているのです。そんな自分の経験をとおして、わたしたちも大切な人にギフトを贈るときには、本当に心からのお祝いの気持ちをこめて贈り物をしたいと思っています。